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待機児童問題に係る現職市長候補の主張に対するコメント

2020.01.25

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待機児童問題に係る現職市長候補の主張に対するコメント

 現職の「待機児童ゼロ」との主張に対し、福山候補が、「実態は違う。自宅や勤務先に遠すぎる、きょうだい別だと送迎が困難などの理由で入所できない潜在的待機児童は1259人もいるし、そもそも1882人も定員外で詰め込んでいる」と指摘したことに対し、現職が「真っ赤なウソ」と述べ、「当然面積は国基準を順守」と主張しています。面積の基準を守れば定員を超過することを容認した国基準ですが、「定員を超えて」でも「待機児童ゼロを描きたい」という市政運営を問題にしたものです。「真っ赤なウソ」どころか、国基準がどうであれ、定員を超えて詰め込んでいる事実は認めるべきです。
 福山候補の指摘は、それにとどまりません。
 昨年10月1日現在で待機児童は、①国のゆるい基準でも36人おり、②潜在的待機児童は、1259人に上ります。
 国基準を駆使して、「待機児童ゼロ」という成果を強調するがあまり、定員を超えて詰め込みになっている事実や、保育を待たされている市民の姿を隠すやり方は容認できません。
 福山候補と、「つなぐ京都2020」は、この保育を待つ子どもたちに保育を保障するため、保育所の増設と保育士の配置基準・処遇の改善をめざし、実際に保育を待つ子どもたちと、保護者のみなさんの思いに応える市政をつくる決意です。
 また、京都新聞紙上討論会で、現職は「『すぐやるパッケージ』をしようと思えば、200億円必要」と述べましたが、福山候補がその根拠を示すように求めたことに、未だ何ら答えていません。現職が根拠も示せぬまま、「絵に描いた餅」として市民の声に背を向けることは、あまりにも無責任だと言わざるを得ません。この点も、加えて指摘しておきます。

2020年1月25日 つなぐ京都2020

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